韓国ドラマがお好きな方でしたら、コン・ユさんとイ・ドンウクさんの組み合わせは「トッケビコンビ」という言い方が一番しっくり来ると思います。
実はこの2人、ドラマで息が合っているだけではなく、兵役の時期やその後のバラエティ共演、そして2024年のMLB韓国シリーズの野球観戦にまで一緒にいるんですから、ちょっと運命めいたものがありますよね。
というわけで、この記事ではいかに二人が仲良しなのか、エピソードを交えて紹介します。
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コン・ユとイ・ドンウクは超仲良し!
2人の仲の良さが一番分かりやすく表に出たのは、やはり2020年に放送されたイ・ドンウクさんのトーク番組「イ・ドンウクはトークがしたくて」にコン・ユさんが初回ゲストとして出たときです。
ホスト側がドンウクさん、ゲスト側がコン・ユさんなのに、序盤から完全に「同級生ノリ」で、ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」の撮影裏話を笑いながら話していました。

番組紹介でも「息ぴったりのコン・ユが登場」と書かれていて、制作側も2人の関係性を「売り」にしていたのが分かります。
参照:ホミニス
さらに2023年には2人が一緒に出演した広告の撮影のあと、コン・ユさんがインスタグラムに2ショットを上げて「ウクドンは財布に入れて持ち歩くのは気まずいから冷蔵庫に貼るね」と書き、ドンウクさんが「僕は元々冷蔵庫」と返すという、あのちょっとシュールで仲の良さがにじみ出るやり取りをしていました。

これはSNSを通じてファンにも広く知られたので、「ああこの2人、仕事が終わってもしっかり連絡を取っているんだな」と思えてほっこりしましたね。
私が面白いと思うのは、2人とも「静かに見えるタイプ」なのに、一緒にいると急に子どもっぽくなるところです。
これは「トッケビ」の中で、トッケビと死神が同居した途端に台所でケンカする場面の空気とよく似ていて、結局ドラマは2人の素の温度感をそのまま取り込んでいたんだろうな、と思わせます。
実際に番組側も「ドラマでは犬猿の仲から徐々に友情を深める2人を見せた」と書いていますから、制作現場でも「この2人を並べるとおいしい」という認識が早くからあったはずです。
実は「兵役でニアミス」している
ここが今回いちばんお伝えしたいところです。
コン・ユさんは2008年1月に入隊し、国防広報院に所属して2009年12月に除隊しています。
「コーヒープリンス1号店」で大ブレイクした翌年に軍に行ったので韓国でも話題になりましたし、日本でも2010年の除隊後のファンミーティングが報じられています。
一方のイ・ドンウクさんは2009年8月24日に入隊して、同じく論山の訓練所を経てから「国防広報院(国防広報支援隊)」に配置されています。

韓国メディアは当時「今年8月に入隊した俳優イ・ドンウクが国防広報院に配置された。そこにはコン・ユ、ヤン・ドングン、キム・ジェウォンらがいる」とはっきり書いているので、少なくとも2009年の秋から年末にかけては、同じ組織に2人がいたことになります。
参照:中央日報
さらにドンウクさんは2011年6月20日に除隊したと日本のイベントレポートでも確認できますから、2009年秋〜2009年末の数カ月は「同じ場所にコン・ユもいるし、入ってきたばかりのイ・ドンウクもいる」という状態だったわけです。
まとめると
- 同じ国防広報院にいた期間がある
報道で名前が並んでいる以上、同じ建物・同じ業務ラインで顔を合わせる機会はほぼ確実にあったと見ていいでしょう。
芸能兵同士はイベントや撮影で一緒になることが多いので、最低でも「あ、あのドラマの人だ」という程度の識別はあったはずです。 - 2人とも除隊後すぐに芸能活動に復帰した
コン・ユさんは2010年に日本でファンミをしていますし、ドンウクさんも2011年の除隊直後に「女の香り」でカムバックしています。
広報院での勤務経験があると復帰の段取りが似てくるので、「除隊後の動きが似ている同業者」として親近感を持ちやすい環境でした。 - 2009年当時の国防広報院には人気俳優が何人もいた
コン・ユさんやキム・ジェウォンさんなど、いわば「トップクラスの俳優」が集まる珍しいタイミングだったので、そこで一緒に過ごすと「兵役仲間」という仲間意識は芽生えるでしょうね。
こういう「軍で一緒だった」話は韓国芸能界ではしばしば絆として語られます。
なので私の見立てでは、2016年の「トッケビ」でいきなり息が合ったというより、「あの時あそこで一緒だったよね」という共通の記憶があって、その上にドラマの大ヒットが乗った結果、今の「ずっと仲良し」感に繋がっているのだと思っています。
兵役の時期がずれていたら、ここまで自然に距離が縮まるのは難しかったかもしれません。
ちなみにドンウクさんは最近のYouTube出演で「軍服務中に16kg太った」と笑いながら明かしていましたが、これは広報系の勤務で外部に出る機会が多いと、つい食べてしまったり運動量が落ちたりするからで、いかにも広報院っぽいエピソードです。
そんな軍生活の話を後になってお互いにネタにしているとすれば、余計に当時のつながりは強かっただろうと推測できます。
2024年には「一緒に野球観戦」
そして記憶に新しいのが、2024年3月の「MLBワールドツアー ソウルシリーズ2024」ロサンゼルス・ドジャース vs サンディエゴ・パドレスの試合を、2人が並んで観戦していたところがTV中継に映った件です。

映像にはヒョンビンさん&ソン・イェジンさん夫妻のすぐ後ろに、コン・ユさんとイ・ドンウクさんが座っている様子がしっかり映っていて、日本でもXで「トッケビコンビ」がトレンド入りしました。
ここでポイントなのは、
- 結構なVIP席で
- 夫婦で来ている超ビッグスターのすぐ後ろに
- 自然に2人で並んで座っている
ということです。これは主催側から「まとめて招待」された可能性もありますが、そもそも連絡が取りやすくて、予定も合わせられる関係じゃないとこうはならないですし、何より「中継に抜かれても一緒にいることを気にしていない」感じがありました。
つまり、ファンに「2人は仲良し」と思われるのを彼ら自身が楽しんでいる。これは先ほどのインスタのやりとりと同じように思えます。
この日の観戦にはキム・ジェウクさんやソン・ジュンギさん夫妻も来ていて、かなり「芸能界のお祭り」みたいな雰囲気だったと記事は伝えていますが、その中でも「トッケビコンビ」が一番話題になっていたのは、やはり2人がドラマで作ったイメージをプライベートでも崩さずに見せてくれているからだと思います。
2人の関係をまとめてみると…
ここまでの情報をつないでみると…
- 2008〜2009年 コン・ユさんが国防広報院で兵役(2009年末除隊)。
- 2009年8月 イ・ドンウクさんが入隊して、同じ国防広報院に配属。そこにはまだコン・ユさんがいた。
- 2016年 「トッケビ」でがっつり共演、2人の掛け合いが視聴者に刺さる。
- 2020年以降 トーク番組・広告・SNSで仲の良さを隠さず公開。
- 2024年 MLBソウルシリーズを一緒に観戦して再び話題に。
つまり「兵役での縁」→「大ヒットドラマでの再会」→「その後も普通に遊ぶ(仕事もする)」という、割と珍しくきれいな線を描いているんです。
韓国俳優同士でここまで長く「2人で1セット」の話題が続くケースはそう多くないので、ファンが記事になるたびに喜ぶのも納得です。
個人的な感想
お2人とも40代に入ってからキャリアがさらに安定してきて、若い頃みたいな「ライバル感」よりも「同じ時代を走ってきた仲間」の空気が前に出ています。
特にドンウクさんは2023年の軍生活の話でもそうですが、自分のちょっと情けないところも笑って話せる人で、一方のコン・ユさんは普段はあまりバラエティに出ないぶん、信頼している相手のところには出るタイプです。
だからこそ、ドンウクさんの初MC番組の1回目にコン・ユさんが出た、という事実はすごく大きいと感じています。
そして、2024年の野球観戦でまた一緒に映ったことで、「あ、まだこの2人、ちゃんとつながってるんだ」と分かったのはファンとしてすごくうれしいところですよね。
軍で少し時期がかぶって、超人気ドラマで爆発して、今も一緒に球場に行く。人間関係の歴史として見ると、とてもきれいで、ちょっとドラマみたいです。
以上が、ネットで確認できる情報をもとにした「コン・ユ×イ・ドンウクは仲良し」というお話でした。
もしまた2人で旅行ロケでもしてくれたら、兵役時代の細かい話ももっと出てきそうなので、その日を楽しみに待ちたいですね。
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