星街すいせいが個人事務所「Studio STELLAR」を設立しました。
2026年3月22日、デビュー8周年の配信で発表されたこのニュースに「え、ホロライブ辞めるの?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ホロライブ卒業ではありません。
ソロアーティスト活動を強化するための「両立型」の新体制です。
というわけで今回は星街すいせいがなぜこのタイミングで個人事務所を設立したのか、その理由を5つに整理して解説するので、お話させてください!
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個人事務所「Studio STELLAR」とは?
個人事務所の名前は「Studio STELLAR(スタジオ ステラ)」。
2026年3月22日、星街すいせいのデビュー8周年であり誕生日でもあるこの日に、YouTube生配信「8周年アコースティックLIVE」内で設立が発表されました。
同時接続視聴者数は最大15.5万人。
Studio STELLARの基本情報は以下。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事務所名 | Studio STELLAR(スタジオ ステラ) |
| 設立日 | 2026年3月22日 |
| 目的 | 星街すいせいのアーティスト活動強化 |
| マネジメント | 株式会社NERD(代表:髙橋政記 / 大澤創太) |
| 公式サイト | https://hoshimachi-suisei.jp/ |
| 公式X | @ST_STELLAR_info |
| ファンクラブ | 「星詠み」(月額990円 / 年額13,200円) |
ここで大事なのは、Studio STELLARが担うのは「ソロアーティストとしての活動」だという点。
具体的には、音楽活動、配信活動、新規グッズ販売、ファンクラブ運営、メディア出演、タイアップなどがStudio STELLAR側に移行されます。
一方、ホロライブプロダクションのVTuberとしてのコラボやグループ活動はこれまで通り継続されるそうです。
イベント出演や商品企画もカバー社との協議のもと実施される予定です。
つまり「独立」ではなく「棲み分け」。 ホロライブの星街すいせいとして活動しつつ、ソロの仕事は自分の事務所で回す、というハイブリッド型の体制です。
星街すいせいが個人事務所を設立した理由5つ
では本題。
なぜ星街すいせいは、このタイミングで個人事務所を設立したのでしょうか。
公式発表やメディア報道、本人の発言を総合すると、主に5つの理由が見えてきます。
理由①:東京ドーム公演の実現に向けた体制強化
最大の理由は「東京ドームに立ちたい」という目標の実現かと思います。
星街すいせいは日本武道館での単独ライブを成功させた直後から、次の目標として東京ドーム公演を掲げてきました。 カバー社のプレスリリースでも「自身の目標と語る東京ドーム公演の実現を目指す」と明記されています。
ただ、東京ドームでのライブとなると話のスケールが変わります。 キャパシティは5万5千人。 チケット販売、演出、スポンサー交渉、プロモーション、物販…すべてが桁違いの規模です。
これを実現するためには、ホロライブの「所属タレント」という枠の中だけで動くには限界があったのかも。
自分専用の意思決定ラインを持ち、スピーディーに物事を進められる体制が必要だったのでしょう。
正直、VTuberが東京ドームを目指すこと自体が前代未聞です。 でも星街すいせいの実績を見れば、荒唐無稽とは言えません。 個人事務所の設立は、夢を「本気でやる」と宣言したことの証だと感じます。
理由②:活動規模がVTuber事務所の枠を超えた
2つ目の理由は、活動の規模と範囲がホロライブの枠組みだけでは収まりきらなくなったことです。
考えてみてください。 星街すいせいの活動は今、配信・音楽制作・ライブツアー・タイアップ・メディア出演・グッズ展開・ファンクラブ運営と、とても幅広いものになっています。
これはもはや「VTuberの配信者マネジメント」ではなく、「ソロアーティストのビジネス運営」です。 音楽制作からライブ興行、タイアップ営業まで一体で回すには、専門のマネジメント体制が求められます。
ある分析記事では「個人事務所の設立は自由を求めた反旗ではなく、拡大した事業規模に合わせた運営の最適化」と指摘されていました。 個人的にも、この見方が一番しっくりきます。
カバー社は約80名以上のVTuberをマネジメントしています。 その中で一人のタレントにソロアーティスト級のリソースを割くのは、組織として難しい面もあるでしょう。 だからこそ「器を分ける」判断になったのだと思います。
理由③:メジャーシーンで戦うための機動力
3つ目は、音楽業界のメジャーシーンで本格的に戦うための機動力確保のため。
星街すいせいはすでに、THE FIRST TAKE出演やBillboard JAPANでの記録、世界三大広告賞の受賞など、VTuberの枠を超えた実績を残しています。 Forbes JAPANの「30 UNDER 30」にも選出されました。
こうなると、交渉相手はもはやVTuber業界の関係者だけではありません。 レーベル、広告代理店、テレビ局、ライブプロモーター——音楽業界のプレイヤーたちと直接やり取りする機会が増えます。
そのとき「カバー社を通して」という間接的なルートだと、どうしてもスピード感が落ちる。 個人事務所+専門マネジメント会社(NERD)という体制であれば、より柔軟かつ迅速に動けるようになります。
実際、NERD社には映像制作ユニット「擬態するメタ」やスタイリスト、フォトグラファーなどクリエイティブ系の人材が揃っています。 音楽活動を「先鋭化」させるためのパートナーとしては、理にかなった選択です。
理由④:ファンとの直接的なつながりの構築
4つ目は、ファンとの接点を自分の手で設計し直すことです。
今回の発表と同時に、公式ファンクラブ「星詠み」が開設されました。 月額990円のスタンダードコースと、年額13,200円のプレミアムコースがあり、チケット先行受付、会員限定ラジオ、デジタル会報誌などが提供されます。
これまでホロライブのメンバーシップ機能でファンとつながっていた部分を、自前のプラットフォームに移行した形です。
ファンクラブを自分で運営するメリットは大きいです。 会員データを直接持てること、独自のコンテンツを自由に企画できること、そしてチケットの先行販売を自社で完結できること。 アリーナツアーのような大規模公演では、先行抽選の導線を持っているかどうかが集客に直結します。
公式オンラインショップ「HOSHIMACHI SUISEI ONLINE STORE」も同時にオープンしており、グッズ販売も自社で行う体制が整いました。 ファン向けの接点と収益の両方を、自分の手元に置いた格好です。
理由⑤:VTuber業界の「次の道」を切り拓く使命感
最後の理由は、やや大きな話になりますが、VTuber業界全体の可能性を広げたいという意志です。
NERD社のプレスリリースには「バーチャルカルチャーを次のステージへと牽引し、あとに続く表現者たちの道となるべく」という文言がありました。 カバー社も「VTuber業界全体がより多くの人々に親しまれる文化へと昇華する未来において、星街すいせいの飛躍は重要な役割を果たす」とコメントしています。
星街すいせい自身、2018年に個人勢として一人で始めた人です。 ロゴもLive2Dも動画編集も全部自分でやっていた。 そこからホロライブに入り、今度は個人事務所を持つ。
この軌跡は「VTuberでもここまで来れる」という前例になります。 所属か独立かの二択ではなく、両立するハイブリッド型の運営モデルが成立することを証明できれば、後に続くVTuberにとって大きな道標になるでしょう。
調べていて感じたのは、星街すいせいのこの決断は「自分のため」と「業界のため」の両方を見据えたものだということです。 そういう覚悟が、ファンの心を動かしているのだと思います。
ホロライブとの関係はどうなる?「卒業」ではない理由
この話題で一番気になるのは「ホロライブを辞めるの?」という点でしょう。
答えはノーです。
カバー社は公式に以下を明言しています。
- ホロライブプロダクション所属VTuberとしてのコラボ・グループ活動は継続
- イベント出演や商品企画も協議のもと実施
- カバー社は引き続き活動を全面サポート
つまり、miCometやStartendといった人気ユニットの活動、ホロライブのフェスやイベントへの参加は今まで通りです。
変わるのは「ソロ活動の運営主体」だけ。 音楽制作やライブツアー、グッズ、ファンクラブといったソロアーティスト名義の活動がStudio STELLAR側に移るという話です。
著作権表記も「©Studio STELLAR ©COVER」と併記になっており、両者の連携関係が続くことが分かります。
ネット上では「個人事務所=離脱」という早合点も一部で見られましたが、今回のケースはまったく違います。 ホロライブという看板は手放さず、ソロ活動の器だけを拡張した——そう理解するのが正確です。
株式会社NERDとは?マネジメント体制の全容
Studio STELLARのマネジメントを担うのが、株式会社NERDです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社NERD |
| 代表 | 髙橋政記(代表取締役社長)/ 大澤創太(代表取締役) |
| 事業内容 | アーティストのマネジメントおよびプロデュース |
| 公式サイト | https://nerd-creation.com |
| 所属アーティスト | 星街すいせい、擬態するメタ(映像制作ユニット)、スタイリスト神田百実、フォトグラファー横山マサト、ディレクターデュオNIOなど |
| エージェント担当 | TAKU INOUE、Midnight Grand Orchestra |
注目すべきは、NERDが単なるタレント事務所ではなく、映像・スタイリング・写真といったクリエイティブ人材を揃えた「アーティストエージェンシー」である点です。
「ビビデバ」のMVを手がけた映像制作ユニット「擬態するメタ」もNERD所属。 つまり、星街すいせいのクリエイティブワークにすでに深く関わっていたチームが、そのままマネジメントに入ったわけです。
これは「外部から知らない会社を連れてきた」のとはまったく違います。 制作と運営が一体化することで、作品のクオリティとビジネスのスピード感を両立させる狙いがあるのでしょう。
個人事務所と聞くと「一人で全部やるの?」と心配する声もあるかもしれません。 でも実態は逆で、NERDという専門チームに支えられ、カバー社とも連携する三層構造になっています。 むしろ以前よりサポート体制は手厚くなったと見るべきでしょう。
今後の活動予定|アリーナツアー・新曲・ミドグラ
個人事務所設立と同時に、たくさんの新情報が発表されました。 整理しておきます。
アリーナツアー「Once Upon a Stellar」
星街すいせい史上最大規模のツアーです。
| 日程 | 会場 |
|---|---|
| 2026年9月8日・9日 | Kアリーナ横浜(横浜) |
| 2026年10月21日 | GLION ARENA KOBE(神戸) |
| 2026年11月7日 | IGアリーナ(名古屋) |
| 2026年11月12日 | マリンメッセ福岡A館(福岡) |
東名阪福の4都市5公演。 Kアリーナ横浜は2万席規模で、VTuberのソロ公演としては異例のスケールです。
チケットはファンクラブ「星詠み」会員向けの先行抽選受付が始まっています。
Midnight Grand Orchestra 2ndライブ
TAKU INOUEとの音楽プロジェクト「Midnight Grand Orchestra(ミドグラ)」の2ndライブ「Project: Allegro」も発表されました。
- 日程: 2027年2月11日(木・祝)
- 会場: 幕張メッセ 国際展示場 4-6ホール
幕張メッセの4-6ホールはキャパ約1.5万人。 ミドグラ単独でこの規模は相当な挑戦ですが、1stライブの盛り上がりを考えると現実的なラインです。
新曲「プリマドンナ」
事務所設立後の第1弾として新曲「プリマドンナ」のMVが公開されました。 MVの監督は、「チェンソーマン レゼ篇」「超かぐや姫!」などで知られるアニメーターのLigton(りく)さんが担当しています。
新体制の「名刺代わり」とも言える一曲で、ファンからは「かっこいい」「最高すぎる」といった声が上がっています。
ファンの反応は?SNSの声まとめ
8周年配信後のSNSは、お祝いムード一色でした。
Xのリアルタイム検索では「すいちゃんおめでとう」「個人事務所設立おめでとう」というファンの声が大量に投稿されています。 「マジのビジネスパートナーが誕生した」「すごすぎる」など、前向きな反応が主流です。
一方で「ホロライブとの関係は大丈夫なのか」「他のメンバーとの扱いの差が気になる」といった声も一部にはありました。 これは自然な反応だと思います。
ただ、カバー社が公式に全面サポートを表明していること、星街すいせい本人が「ホロライブの大好きな皆との活動は引き続き楽しむ」と明言していることから、現時点では大きな心配は不要でしょう。
個人的には、ファンが「おめでとう」と素直に言える発表だったこと自体が、星街すいせいとファンの信頼関係の証だと感じました。
まとめ|星街すいせい個人事務所設立の理由と今後
最後に、この記事の要点を整理します。
- 星街すいせいは2026年3月22日、個人事務所「Studio STELLAR」の設立を発表した
- 理由は東京ドーム公演の実現、活動規模の拡大、メジャーシーンでの機動力確保、ファンとの直接的なつながり構築、VTuber業界の道を切り拓く使命感の5つ
- ホロライブ卒業ではなく、ソロ活動の運営主体を分離する「両立型」の新体制
- マネジメントは株式会社NERDが担い、カバー社との三層連携体制で運営
- ファンクラブ「星詠み」、公式サイト、オンラインショップも同時に開設
- 2026年には4都市5公演のアリーナツアーを開催予定
個人勢として一人で始め、ホロライブで実績を積み、そして個人事務所を持つ。 星街すいせいのキャリアは、VTuberの可能性そのものを更新し続けています。
次の目標は東京ドーム。 ファンとしてできることは、ファンクラブに入り、ツアーに足を運び、その瞬間を一緒に見届けることでしょう。
今後のStudio STELLARの動向からも目が離せませんね!




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