今や韓国を代表する実力派として日本でも知名度の高いキムゴウンさん。
活動も精力的で、2024年には映画「破墓/パミョ」、2025年にはNetflixドラマ「ウンジュンとサンヨン(You and Everything Else)」など、コンスタントに新作に出演しています。
しかし、なぜか「キム・ゴウン 病気」「キム・ゴウン 死因」というサジェストが生まれているんです。
当然理由があるので、今回はその理由について詳しく紹介します。
ちなみに
- 死亡報道:なし
- 重病の公式発表:なし
- 活動休止の大きなニュース:なし
ですので、これを前提に進めていきますね。
Kコンテンツ歴約6年
母の影響で韓国にハマる。
勇気がなくて整形は無理。

「キムゴウン 死因」が生まれた理由①:ドラマで「死」と向き合う役が多い
多くの人が最初にガツンと心をつかまれたのが、「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」だと思います。
ドラマの中で彼女が演じたジ・ウンタクは、「死ぬ運命を背負った花嫁」。
物語の中核に「死」と「別れ」が強く描かれているため、視聴者の心に「キム・ゴウン=死と隣り合わせの役」という印象が強く残ったのかも。
実際、物語終盤での犠牲のシーンは、まるで本人が本当にいなくなってしまったかのような喪失感があり、「あのあと実際はどうしているんだろう?」と現実のキム・ゴウンさんのことまで検索する人が増えた可能性があります。
つまり「キムゴウン(ジウンタク)死因」で()の中を省略して検索しているのかもしれません。
Netflix「ウンジュンとサンヨン」で“安楽死”と向き合う
さらに最近話題なのが、Netflixドラマ「ウンジュンとサンヨン(You and Everything Else)」。
この作品は、親友同士の女性2人の関係性を追いながら、「死に方」「安楽死」「残される側の感情」といった、とても重いテーマを扱っています。
作中では、親友サンヨンが「末期がんで余命わずか」と告げ、スイスでの安楽死を選ぶというショッキングな展開があります。
その“死への同行”という題材が強烈で、
- 「死をテーマにしたドラマ」
- 「病気になった親友の人生の最後に寄り添う物語」
といった紹介をされることが多いです。
ここで「病気」や「死」がたくさん語られるため、「キム・ゴウン 病気」「キム・ゴウン 死」というワードとセットで表示されやすくなり、あたかも本人のことのように勘違いされてしまっている可能性があります。
「キムゴウン 死因」が生まれた理由②:共演者や“別の女優”の訃報との混同
もう一つ考えられるのが、「別の女優さんの訃報」との混同。
「トッケビ」に出演していた若手女優の早すぎる死
「トッケビ」に出演していた若手女優ゴ・スジョンさんが、2020年に24歳という若さで病気により亡くなったというニュースがありました。
参照:CNA Lifestyle
- 同じドラマに出演
- 若くして亡くなった
- 韓国女優、という共通点
これらが重なり、「トッケビの女優が病気で亡くなった」という断片的な記憶だけが残ると、「あれ?ヒロインのキム・ゴウン?」と混同してしまう人がいてもおかしくないですね。
「キムゴウン 死因」が生まれた理由③:インタビューで明かした「友人の死」
最近のインタビューの中で、キム・ゴウンさん自身が「大切な友人を亡くした経験」があることを語っています。
Netflixドラマで「死」を扱う作品を選んだ理由の一つとして、2年前に親しい友人を亡くしたことが、自分にとって大きな出来事だった、と明かしています。
このエピソードが、
- 「身近な人の死」の話なのに
- 記事のタイトルやサムネイルで大きく「悲劇」「死」「トラウマ」などと強調される
という形で拡散されるため、見出しだけを見た人が「キム・ゴウンが亡くなった?」「重い病気?」と誤解してしまった可能性があります。
個人的には、彼女がこうした非常に個人的で繊細な経験を慎重に話しているのが印象的でした。
「トッケビ」の放送前、キムゴウンの登用には批判の嵐だったと言います。
それが初回放送後、視聴者は手のひら返しで称賛したそうです。
そこには彼女の役作りが関わっているようにも思えます。
「キムゴウン 病気」が生まれた理由:撮影現場での「体調不良」
2024年公開の映画「破墓/パミョ」の取材の中で、監督が「撮影中、現場で体調不良者が何人か出た」と語った記事があります。
キム・ゴウンさんが巫堂(ムーダン:巫女)の役で祈祷文を読み上げるシーンの撮影中に、スタッフが気分が悪くなった、という少しオカルトめいたエピソードとして紹介されています。
参照:オリコン
記事では「キム・ゴウン本人が重病だった」という話では全くなく、
- 役柄が“霊や魂”に関わる巫堂
- 現場で具合が悪くなる人がいた
- そのため、インタビューで“怖い裏話”的に語られる
という程度の内容です。
ただ、「体調不良」「祟りでは?」といった文脈がややセンセーショナルに切り取られやすく、「キム・ゴウン 撮影 体調不良」などのキーワードが独り歩きしてしまうと、「あれ、病気?」というイメージにつながってしまうこともあると思います。
実際のところ、キム・ゴウンは“病気”なのか?
ここまで、噂が広がる理由を紹介しましたが、改めて整理すると、
- 確認できる「持病」「闘病」「長期療養」の情報はない
- 撮影やインタビューに普通に参加しており、スケジュールも詰まっている
- 体型の変化や顔色などから「病気では」といった根拠のない憶測が広まった
という感じ。
芸能人は少し痩せたり、役作りで雰囲気が変わったりするだけで「病気?」「どこか悪いのでは?」と言われがち。
私自身、「トッケビ」など代表作を見たことがありますが、
- 作品ごとに役に合わせて印象がかなり変わる
- インタビューでは明るく、笑顔も多い
と感じていて、「役柄の印象」と「本人の健康状態」が混ざっている印象もあります。
キムゴウンの「死」との向き合い方
最近のインタビューや番組では、キム・ゴウンさんが「安楽死」「死の同行」に対して自分なりの考えを話している場面が多く見られます。
- 「本当に大切な人から“最期まで一緒にいてほしい”と頼まれたら、私は多分“はい”と答えると思う」
- 「でも実際にその痛みを経験したことがないから、安楽死そのものを簡単に賛成・反対とは言えない」
といった旨のコメントをしていて、非常に誠実だなと感じました。
参照:코리아 헤럴드
また、友人の死を思い出しながら話していて、途中で涙ぐんで言葉に詰まってしまうシーンもありました。
「死」を単なるドラマの題材としてではなく、現実の痛みや大切な人への想いと重ねて演じていることが分かるシーンでしたね。
個人的には、このあたりがキム・ゴウンさんの大きな魅力だと思っています。
「ただ泣く演技がうまい」のではなくて、「本当に誰かを失った人の心の重さ」を知っているからこそ出てくる演技が今の人気に繋がっているのでしょうね。
まとめ:キム・ゴウンは病気じゃない
- キム・ゴウンさん本人の「病気」「死因」に関する確かな情報はない
- むしろ、元気に新作へ出演し続けている現役の女優である
- 「病気・死因」という言葉は、
- 彼女が演じてきた役の“死”
- 共演者や他の女優の訃報
- 友人の死のエピソード
などが絡み合って生まれたもの
ということです。
もし「キム・ゴウン 病気 死因」と検索してしまった方がこの記事に辿り着いたなら、
- 「あ、元気なんだ、よかった」
- 「じゃあ今の最新作も観てみようかな」
と、ちょっと安心して、次の作品を楽しむきっかけになってくれたら嬉しいです。

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