イ・ドンウク本人が日本や日本のファンに対し、明らかに敵意をむき出しにした…という事例はありません。
一方で、日本での公式ファンミーティング開催など、対日活動は継続しています。
ではなぜ、反日なんて噂が出たのか…
見ていきましょう。
「反日と言われる理由」——噂の出どころ
1. 歴史映画『ハルビン』への出演
『ハルビン』は、日本の統治期と朝鮮独立運動を描く歴史サスペンス。
テーマの性質上、作品=俳優本人の政治的立場と結びつけられ、「反日」解釈が生まれやすいのかもしれません。
ただ、国際映画祭・海外メディアのレビューでも、あくまで歴史劇として紹介されていますし、イ・ドンウクが反日であるという理由にはもちろんなり得ません。

2. SNSなどでの噂
Xや匿名掲示板などにはイ・ドンウクを反日とする投稿が多くあります。
あれ?めっちゃ反日左派で有名なイドンウクじゃね????
— Ray (@manon26627) May 6, 2025
え?日本に稼ぎに来てたの??!?!! https://t.co/9lrQg8x6HB
ただ、あくまで投稿者の主観による内容なので、明確にそういったシーンがあるわけではないので注意しましょう。
独島領有権の主張に苦言を呈したことがある
これで反日となるのかは微妙ですが、以下のような記事が出たことがあります。

ただ、これは自国で学んだ歴史に則した発言であるため、これだけで反日…とは言えないでしょう。
「反日ではない」理由
1. 日本での継続的な活動
2025年5月6日には東京国際フォーラム(ホールA)で公式ファンミーティング「The Magical Moment」を開催。
日本語の公式サイトで日程・会場・年齢制限等が案内されるなど、日本のファンに向けた活動も行っています。
2. 公の場でのファンへの姿勢
『ハルビン』は国際映画祭でも注目を集め、レッドカーペットではファンへの感謝コメントも報じられました。
これは国・地域を問わず、俳優としてファンを大切にする一貫した姿勢の例といえます。
3. 作品と個人の立場は別物
海外大手・地方紙媒体のレビューは、『ハルビン』を歴史・サスペンス作品として評価/批評しており、出演者個人の対日敵意を示すものではありません。
「役柄や物語」=「俳優本人の政治的信条」ではないので、注意しましょう。
まとめ
- 断定できる“反日”の一次根拠は見当たりません。
- 噂の多くは、歴史題材の作品出演を本人の政治的立場と混同した見方や、出典不明のSNS投稿に依存しています。
- 実務的には、日本での公式イベント開催・日本語公式サイトの運用など、継続的な対日活動が確認できます。
コメント