イ・ドンウクは「反日」なのか?噂の出どころと真相を詳しく紹介!

韓国俳優イ・ドンウクさんに関して、「反日的な発言をしたのではないか」といった話題が一部で広がっています。

SNSや掲示板では、彼のコメントや態度をめぐってさまざまな憶測が語られていますが、実際のところはどうなのでしょうか。

イ・ドンウク本人が日本や日本のファンに対し、明らかに敵意をむき出しにした…という事例はありません

一方で、日本での公式ファンミーティング開催など、対日活動は継続しています。

ではなぜ、反日なんて噂が出たのか…

見ていきましょう。

この記事を書いた人

Kコンテンツ歴約6年

母の影響で韓国にハマる。

勇気がなくて整形は無理。

目次

「反日と言われる理由」——噂の出どころ

1. 歴史映画『ハルビン』への出演

『ハルビン』は、日本の統治期と朝鮮独立運動を描く歴史サスペンス

テーマの性質上、作品=俳優本人の政治的立場と結びつけられ、「反日」解釈が生まれやすいのかもしれません。

ただ、国際映画祭・海外メディアのレビューでも、あくまで歴史劇として紹介されていますし、イ・ドンウクが反日であるという理由にはもちろんなり得ません。

2. SNS上での発言

SNS上で話題になったのは、2025年春にイ・ドンウクさんがファン向けアプリに投稿した短いメッセージです。

そこには「冬が長かったけれど、ようやく春が来た」と書かれており、一見すると日常的な季節のあいさつのように思えます。

ところが、ちょうど同時期に韓国の政界で大きな動き(大統領の弾劾決定)があり、その投稿が“政治的メッセージ”なのではないかと話題になりました。

この投稿を日本の一部SNSユーザーが「政治的意図がある」「日本への当てつけではないか」と取り上げたことで、いわゆる“反日疑惑”が生まれたと考えられます。
(参照:Allkpop 2025年4月5日記事

また、Xや匿名掲示板などにはイ・ドンウクを反日とする投稿が多くあります。

ただ、あくまで投稿者の主観による内容なので、明確にそういったシーンがあるわけではないので注意しましょう。

独島領有権の主張に苦言を呈したことがある

これで反日となるのかは微妙ですが、以下のような記事が出たことがあります。

ただ、これは自国で学んだ歴史に則した発言であるため、これだけで反日…とは言えないでしょう。


実際に「反日発言」はあったのか?

結論から言えば、イ・ドンウクさんが日本や日本人を否定するような発言をしたという事実は確認されていません。

所属事務所のKing Kong by Starshipも、政治的・外交的な意図についてコメントを出しておらず、韓国主要メディアでも「反日」や「日本への言及」といった報道はありません。

疑惑の多くは、SNS上での憶測や、ファン同士の解釈の違いから広がったもののようです。

たとえば、2025年4月の投稿も、本人が「政治や国際関係を意識して書いた」と明言したわけではなく、あくまで“時期的な比喩”の可能性が高いと見られます。

イ・ドンウクが「反日ではない」理由

1. 日本での活動を続けている

2025年5月6日には東京国際フォーラム(ホールA)で公式ファンミーティング「The Magical Moment」を開催。

日本語の公式サイトで日程・会場・年齢制限等が案内されるなど、日本のファンに向けた活動も行っています。

2. 公の場でのファンへの姿勢

『ハルビン』は国際映画祭でも注目を集め、レッドカーペットではファンへの感謝コメントも報じられました。

これは国・地域を問わず、俳優としてファンを大切にする一貫した姿勢の例といえます。

3. 作品と個人の立場は別物

海外大手・地方紙媒体のレビューは、『ハルビン』を歴史・サスペンス作品として評価/批評しており、出演者個人の対日敵意を示すものではありません。

「役柄や物語」=「俳優本人の政治的信条」ではないので、注意しましょう。


どうして“反日”という言葉が出てくるのか

韓国の俳優やアイドルに関しては、過去にも似たようなケースが多くあります。

韓国と日本の関係が微妙な時期には、些細な言葉や表情が“政治的な意味を持つのでは”と過剰に解釈されることがあります。

特に、海外でも人気のある俳優ほど注目度が高いため、発言の一部だけが切り取られたり、翻訳のニュアンスが誤って伝わることも少なくありません。

また、空港やイベントなどでの映像がSNSで拡散し、態度の印象が「冷たい」「そっけない」と受け取られることで、誤解が深まることもあります。

こうした積み重ねが「反日的なのでは?」というレッテルを生みやすい構造につながっていると考えられます。
(参考:Koreaboo 2025年5月12日記事


日本のファンの受け止め方

日本では、彼の人気が高い分、ニュースやSNSでの話題も拡散しやすい傾向があります。

特に、イベントやインタビューの表情・受け答えなどが「以前より無愛想になった」といった感想とともに共有され、それが「日本を軽視しているのでは」という印象に結びついたようです。

しかし、実際には日本での仕事を続けており、インタビューや雑誌企画などにも積極的に参加しています。

そのため、“反日”というよりも、一部の切り取られた場面が独り歩きしている可能性の方が高いと考えるのが自然でしょう。


噂が広がりやすい背景

イ・ドンウクさんは韓国国内では非常に知名度が高く、発言や投稿が瞬時に記事化される存在です。

また、ファン層が日本・中国・東南アジアなど多国にわたるため、翻訳や文化の違いによる誤解が起きやすい環境にあります。

「政治的な意図はなかった」としても、どこかの国の視点では“何かを示唆している”ように映ってしまうことがあるのです。

芸能人のコメントが文脈を離れて拡散されやすい現代においては、本人の意図とは無関係な解釈が急速に広がることも珍しくありません。

今回の件もその一例といえるでしょう。

まとめ

ここまでの内容を整理すると、

  • イ・ドンウクさんが日本や日本人を否定する発言をしたという証拠は存在しない。
  • 噂の発端となった投稿は政治的・外交的な文脈とは明確に関係していない。
  • 日韓両国での文化的背景やSNSの拡散構造が、誤解を生みやすくしている。
  • 本人・事務所・主要メディアのいずれからも「反日」という言葉を用いた声明は出ていない。

    つまり、「反日」とされるような明確な根拠は現時点で確認されておらず、あくまで一部の憶測や受け取り方に過ぎません。

    今後、本人や事務所が公式に発言する機会があれば、その内容を基に改めて評価すべきでしょう。

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韓国文化にどっぷりなエンタメ大好きな人が趣味で書いてます。
好きなものをつらつらと書いているので、考察が浅かったりしますが、生ぬるい目で見ていただけると嬉しいです。

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